〔矯正歯科、小児歯科/兵庫県神戸市〕
2016年の開院以来、親同士の口コミをメインに患者数を増やしてきた同院。「ドクターズ・ファイル」を導入したのは2019年のことだったが、当初はインターネットでの宣伝は必要ないとすら考えていたという。しかし実際に取材を受け、記事を作成すると考えが一転。記事がクリニックの情報発信に欠かせない存在となり、現在も掲載を続けている。
記事はクリニックの詳細なプロフィール。大切な診療の入り口です
実はもともと、インターネット広告の必要性をまったく感じていなかったんです。当院は街の歯科なので、来てくださる患者さんは地域にお住まいの方のはず。ですからホームページさえあれば、費用をかけてまでわざわざエリア外に発信しなくて良いと考えていました。開院したての頃は集患に悩んだ時期もありましたが、口コミで徐々に広まっていけばと思って診療していましたね。そんな考えだったにもかかわらずドクターズ・ファイルの導入に前向きになったのは、実は実際に出来上がった取材記事を見てからのことでした。原稿を読んで、すごく驚いたんですよ。私の得意分野や経歴、クリニックの情報、伝えたかった思いがすべて正確に、丁寧に表現されていたので。専門的な話も読みやすく整理されていて、発信したい情報を患者さんにうまく伝えてくれる媒体だと感じました。インターネットには誤った情報もあふれていますが、真摯に医療情報を届けようとする姿勢が信頼できると好印象でしたね。
ドクターズ・ファイルは、クリニックのホームページを補完する大切な役割を担っており、今や欠かせない存在であると感じています。というのも、私もホームページを手作りしたり、ブログを更新したりと、継続的な情報発信を心がけてはいますが、悩むことが多いからです。患者さんの安心のためにも日々の診療で考えていることを伝えたいけれど、それをホームページに載せすぎると「自分語り」になってうさん臭くなるのでは、と。その点、ドクターズ・ファイルでは、第三者目線で書かれた記事で自然に伝えられるので助かっています。実際に記事が読まれていると肌で感じる機会も多いですね。例えば、小児矯正の初診で親御さんに治療方針を説明するとき。治療を進める上で方針に共感してもらえるかは非常に重要ですが、説明する前の段階ですでに理解してくださっている様子の方が増えてきました。「記事を読んで来てくれたのかな」とうれしくなりますね。方針が合わず治療を進められない患者さんの来院は、クリニックと患者さん、双方にとってもったいないですから、記事があることで来院前のマッチングもかなっていると思います。それから、頂いた記事のパウチは、入居するビル1階のエレベーターホールに掲示しています。他のフロアに行く人にアピールできて良いですね。