〔内科/岐阜県岐阜市〕
30年以上地域医療を支えてきた前院長から、2019年にクリニックを継承した坂野喜史院長。これまで使っていた電柱広告を見直すなど、クリニック運営の一環として効果的な広告について検討する中で、ドクターズ・ファイルのコンセプトに共感し、導入を決意。記事では前院長の思いを引き継ぎながら、自身がめざす診療スタイルについて語っており、現在は雑誌『頼れるドクター』も併せて活用している。
ドクターの「人となり」がわかるのが、大きな魅力だと思います
前院長からクリニックを継承したのを機に、広告について見直そうと思っていた時に取材の案内をもらったんです。それまでドクターズ・ファイルのことは知らなかったんですが、調べてみると、これは面白そうだなと感じました。というのも、「こんな診療をしています」とクリニックに関する情報を伝えるサイトはほかにもありますが、ドクター自身にスポットをあてた記事というのが、ほかにはないなと。やっぱり患者さんもドクターの「人となり」がわかったほうが受診しやすいと思いますし、僕やスタッフのことを知ってもらった上で来ていただいたほうが診療もスムーズに進みますから。
それにサイトを見てみると、出身病院の尊敬する先輩や知っているドクターがたくさん出ているところも、信頼できると感じたポイントでした。取材後に記事が公開されると、知り合いから「載ってましたね!」と写真が送られてくるなど、予想以上に反響があって驚きましたね。
当院の患者さんはご高齢の方が多いので、インターネットより紙媒体のほうが親和性があるだろうなと思ったんです。今来てくださっている患者さんに僕の思いを知ってもらう上でも、書店や薬局に置いてある雑誌なら手に取りやすいですしね。また地域限定の医療情報誌という点にも惹かれました。これはウェブにもいえることですが、患者さんが身近な地域のクリニックを探しやすいところがいいですね。
記事に関しては、雑誌用に追加でインタビューを受けたものの、大枠は担当者がウェブ記事をもとに、こちらの意図をくんで作成してくれました。2年目の取材では、コロナ禍の今だからと「感染症対策」について聞かれたので答えたら、記事ができていたという感じで(笑)。担当の方とコミュニケーションが取れていたからこそ、細かく指示を出さずとも満足のいく結果につながった気がします。できあがった雑誌は、知り合いの店に何冊か置いてもらおうと思っています。多くの方に手に取ってもらえたらうれしいですね。