〔歯科、小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科/東京都世田谷区〕
2019年多摩川の氾濫で父の歯科医院が被災し、患者を支えようと急遽近隣に開業を決意。思いがけず開業することになり、当初は資金的にも広告費をかけるつもりはなかったが、今後外来患者を増やしていくために宣伝の必要性も感じていた。開業後しばらくして担当営業が提案した独自性のある記事企画が決め手となり、ドクターズ・ファイルを導入。現在は『頼れるドクター』やドクターズ・ファイル ジョブズ(JOBS)も活用している。
宣伝方法に悩む中、患者ニーズを捉える手助けをしてもらいました
開業当初は父の歯科医院から引き継いだ訪問診療が中心だったので、今後外来の患者数をどう増やしていくかが課題でした。二子玉川は歯科医院の激戦区で、ありきたりな情報発信では埋もれると悩んでいたところ、担当営業さんが「口内炎」の記事を作ろうと提案してくれたんです。私が病院勤務時代に口腔内の粘膜の診療に携わった経歴をしっかりと調べた上で、口内炎は何科に行くべきか迷う患者さんが多い現状も踏まえて「潜在的な患者さんに情報を届けましょう」と。目のつけ所が面白いと思って、契約しました。記事の公開後は、狙いどおり口内炎を主訴にした初診の予約が入るようになりました。情報発信についてホームページが充実していれば十分という意見も聞きますが、入り口は多いほど良いというのが私の考えです。患者さんは一つのクリニックを調べるにも複数の視点からの情報を探しますしね。中でも、アクセス数が見込めるドクターズ・ファイルは間口を広げるのに最適でした。既存ユーザーが記事を見てくれますし、独自性のある「口内炎」をテーマに選んだことで記事の検索順位も上がり、当院の認知度アップにつながっていると感じています。
『頼れるドクター』は記事の抜き刷りを院内に掲示していて、患者さんから「載ったんですね!」と好意的な反応を頂くこともありますね。今回は創刊15周年版ということで、約2000軒に個宅配送もしていると聞き、医療に関心の高い潜在患者に直接クリニックの情報を届けられるところにメリットを感じています。
記事作成の過程で感心したのは、私が話した難しい治療の話を、医療知識の少ない読者にもわかりやすい表現に変えて書く技術です。普段の診療で専門用語をかみ砕いて説明することに難しさを感じることもしばしばですが、プロが文章を提案してくれるので、当院の得意分野や診療姿勢が読み手にしっかり伝わる記事ができて満足しています。
また、最近は当院の課題が集患から人材確保へと移ってきたため、採用情報サイト「JOBS」も活用し始めました。早速、担当営業さんから求人ページの閲覧数や検討アクションが多く出ていると報告を受けたところです。ドクターズ・ファイルや『頼れるドクター』は患者さん向けですが、掲載記事を求職者にも読んでもらうことで当院への理解が深まり、マッチ度の高い採用に至る効果にも期待しています。掲載は無料で、採用が決まっても費用が発生しないところも安心できるポイントの一つです。