〔歯科、矯正歯科、小児歯科/大阪市北区〕
2019年に「ドクターズ・ファイル(DF)」を導入し、雑誌『頼れるドクター』にも2回出稿。クリニック側からの情報発信が主流だった中、患者の立場に立った取材から診療方針や歯科医師・スタッフの思いが伝わる記事ができたことに満足している。継続的な記事掲載よりも新たに伝えたいことが出てきたときに掲載し、メリハリをつけながら情報発信していく意向。また『頼れるドクター』の抜き刷りもさらに活用できればと考えている。
診療方針や口腔の重要性を、幅広い層の患者さんに伝えられます
ホームページや医療系ポータルサイトの多くは、クリニック目線からの情報発信になりがちです。一方、DFでは第三者的な目線で取材していただき、インタビュー形式で患者さんが知りたい情報を伝えられる点が一番の魅力です。当院の使命は、「口腔は一つの臓器」という理念に基づいて患者さんに口腔の役割や重要性をしっかり伝えていくことだと考えています。診療時にも口頭でご説明していますが、DFのようにわかりやすい文章で表現されていると、より正確に伝わりやすいと感じています。また、当院の周辺は新たな商業施設やマンションなどが建ち、人口も増えて発展の最中にあります。そのような街の変化に応じて患者さんの年齢層などが変われば、当院でお手伝いできることやお伝えすべきことも変わってくるでしょう。私たちもさらに成長し、変化するニーズに応えていかなければなりません。時代や環境の変化に合わせてアップデートするクリニックの姿を発信するため、今後もDFの記事を随時リフレッシュしていきたいですね。
DFと同様に患者さんが知りたい情報、クリニックが発信したい内容がわかりやすい文章でまとめられていますね。『頼れるドクター』の記事を見た同業者から、「患者さんに説明するときに参考にさせてもらった」と言われたこともあります。ただし、インターネットと書籍では見ている方の年齢層や意識に少し違いがあると思います。より多くの皆さんに情報を伝えるためにはどちらも重要だと考え、当院では両方に掲載しています。私よりも上の世代の中高年や高齢の方の中には普段インターネットにアクセスする機会の少ない方もいらっしゃいますので、書籍は医療情報を得るための貴重なツールとなるでしょう。また、わざわざ書籍を購入して情報を得ようとする方は、口腔への関心度や捉え方も異なるように感じます。クリニック内に書籍の掲載記事を抜き刷りにした冊子も置いているので、初診時に持ち帰られる患者さんもいらっしゃいます。ご本人だけでなく、ご家族に当院の考え方や診療内容などをご理解いただくのにも役立っているのではないでしょうか。