〔内科、漢方内科、アレルギー科、小児科/愛知県春日井市〕
長年の診療経験から漢方薬はがん化学療法の副作用緩和や日常的な不調改善に役立つと語る院長。漢方薬の良さを広く知ってもらおうと「ドクターズ・ファイル(DF)」、雑誌『頼れるドクター』に継続的に記事を掲載している。「漢方治療は時間がかかる」などと思い込んでいる人も少なくないが、自然界の恵みを体に還元するもので、適切に処方すれば使いやすく安全性の高い医療ツールであることを媒体を通して伝えていきたいという。
記事を通じて漢方への理解が浸透してきていると実感しています。
漢方薬について多くの方に知ってほしいと考え、2017年から継続的に掲載。毎年巻頭記事の枠を確保していただき、漢方治療について解説しています。開業して20年になりますが、「ドクターズ・ファイル(DF)」や雑誌『頼れるドクター』への記事掲載などを通じて情報発信を続けてきて、「漢方薬について相談するならかしわばらクリニック」というイメージが徐々に定着してきていると感じますね。私が記事内で解説しているような知識をお持ちの患者さんも増えており、漢方薬への認知が広がってきているのを実感しています。媒体を読み漢方薬という選択肢があることをご存じの方は、ご自身が不調に陥り、なかなか改善しないときに「漢方を試してみようかな」と思われるようです。「そういえばかしわばらクリニックというのがあったな」と思い出して受診される患者さんも多く、遠方から来院される方もいます。記事作成に先立つ取材では私が伝えたいことをインタビュアーがしっかり理解し、うまくまとめてくださるので大きく原稿を修正することもなく満足しています。
以前はプライベートでも使うスマートフォンアプリで業務関連の連絡を取り合っていましたが、業務に特化したアプリとして「ドクターズ・ファイル メディパシー」を勧められ、2024年11月から導入しました。仕事は仕事、プライベートはプライベートと住み分けができるようになり、職場におけるコミュニケーションのプラットフォームとして役立てています。慣れるまでは多少戸惑うこともありましたが、間もなくスタッフ全員が使いこなせるようになり、今では問題なく運用できています。当院で主に使っているのはチャット機能と掲示板機能です。チャットは「看護師グループ」など役割に応じて少人数のグループをつくり、情報共有に活用しています。必要な人に必要な情報がタイムリーに行き届くので、業務がよりスムーズに進められるようになったと実感しています。掲示板は、広報用のツールとしてスタッフ全員に知らせたいことを載せています。スタンプで各自の反応がわかるのもいいですね。大きな手間なく導入できて手軽に使えるので、スタッフからも高評価です。