〔内科、心療内科/岐阜県岐阜市〕
以前は広告といえば看板設置が主流だったが、「費用対効果の面で疑問を感じていた」という安藤先生。メディアへ掲載する方法はないか検討していたところ、ちょうどいいタイミングで「ドクターズ・ファイル(DF)」を紹介してもらい、即決。自分の考えや思いをリアルタイムで発信できるところに魅力を感じているという。
新しい情報を発信し続けることが患者さんの信頼につながります。
以前、少しだけメディアに出させてもらったことがあり、その時の反響が大きかったことから、何か継続的に自分の診療スタイルや思いを発信できる場所が持てないかとずっと考えていたんですよ。というのも、私の専門であるプライマリケアや総合診療はまだ認知度が低く、理解が難しい分野なので、一般の患者さんに納得して利用していただくにはかなりの説明が必要だったからです。「ドクターズ・ファイル(DF)」の存在を知ったのはちょうどそんな時で、「ついに求めていたメディアが見つかった」という気分でした。それまで市の講演会や健康フェアなど、周知できる機会を見つけては地道に話して回る日々でしたが、メディアに診療内容を詳しく掲載できるようになったことで、ずいぶん助けられましたね。記事の内容に関しても、自分の考えを好きに掲載できるところに魅力を感じています。総合診療科は岐阜市など地方都市にはまだほとんどないので、同じエリアに住む医療従事者にもDFを通じて周知を図っていければと考えています。
患者さんが当院の診療についてよく理解した上で来院してくださるようになったことが、何より良かったと思っています。例えば、私は心療内科の診療も行っていますが、それはあくまでも内科の範囲でできる内容であり、より専門性の高い治療が必要な方には適切な医療機関を紹介しています。その線引きは微妙なところで説明するのはとても難しいのですが、患者さんがDFを読んでくださるようになり、総合診療についての知識を得られたことで、詳しく説明しなくてもわかっていただけるようになってきたと感じています。こうした内容は、ホームページには掲載しづらいんですよね。対応している診療内容は一通りホームページにも書いていますが、得意な治療や注力していることなどの詳細を深掘りするには、DFのほうが適しているのではないでしょうか。DFはホームページの補完機能も担ってくれていると思っています。DFを読んだ雑誌編集者の方からも取材依頼を受けるようになり、さらなる情報発信の広がりが生まれ始めています。
お知らせ機能は、ホームページでブログを更新する度に活用させてもらい、読者へ閲覧を促しています。定期的に新しい情報を発信していくことが、患者さんに治療に関して興味を持っていただくきっかけになるのではと考えているからです。わかりにくい分野の診療を行っているので、なおさら新しい情報の周知は重要です。最近ではコロナ禍で医療業界も状況が一変してしまい、ホームページに数年前に書いていた情報がもう古くなってしまいました。ですから、DF経由で情報更新をお知らせすることも大切なのではと思っています。開業している医師の方々が共通しておっしゃるのが、「忙しくて研究のための時間が十分に取れない」「自分の知識が時代遅れになっていないか心配だ」ということです。それは患者さんも同じで、「この先生は新しい治療をご存知なのか」と不安がられる方は少なくないでしょう。だからこそ、新しい情報をリアルタイムで伝えていくことが患者さんの安心につながりますし、自分にとっても勉強に励むいいモチベーションになると考えています。
「ドクターズ・ファイルジョブズ(JOBS)」は掲載費用がかからないとのことだったので、紹介を受けて最初の頃に導入を決めました。とはいえ、当院はスタッフの入れ替わりが少ないので掲載はしていますが、現在は求人自体は行っていません。それでも、求人していない間も無料でクリニックの概要を掲載し続けてもらえることはとてもありがたいことだなと思ってます。使いたいときに自由に利用できるのがいいですよね。他の媒体の多くは有料なので掲載のタイミングを考えないといけませんが、JOBSならその心配もいりませんから。記事にはクリニックの雰囲気からシフトの詳細などまで詳しく書かれていますから、仕事を探している人にとってはわかりやすく、役に立つ内容なのではないでしょうか。しばらく掲載を続けてクリニックの情報発信を図りつつ、また求人が必要になったらしっかり利用させてもらおうと考えています。ドクターズ・ファイルはこのように、記事掲載からクリニック運営のサポートまで幅広く対応してくれるところが魅力だと感じています。