〔小児科・アレルギー科/川崎市麻生区〕
担当スタッフからの紹介を受け、開院から約2ヵ月後の2025年3月に「ドクターズ・ファイル メディパシー」の使用を開始。院内で回覧する勤務表などのペーパーレス化、個人情報などのセキュリティー保護を目的とした導入だったというが、使い始めてから現在はプラスアルファの効果を実感しているそうだ。
スタッフの人数が多い医院ほど利便性を実感できると思います。
開院から約2ヵ月がたった頃に、「ドクターズ・ファイル(DF)」の担当者から「『ドクターズ・ファイル メディパシー』というクリニック専用の情報共有アプリがありますよ」と案内を受けたのが導入のきっかけでした。このようなツールがあることを当時初めて知りましたが、セキュリティー対策がしっかりしていること、今まで紙で回していた勤務表などの書類をペーパーレス化できることに魅力を感じ、気軽な気持ちで使い始めました。現在はスタッフへ連絡したいことがあるときにチャット機能を、予定している業務を自分自身へリマインドするためにタスク管理機能を活用しています。院内でコミュニケーションを取るには直接会話するのが一番だと思っていますが、伝えた内容を文書で記録しておきたいときや、休みのスタッフへその日の出来事を共有する際にはメディパシーがあるとたいへん便利ですね。導入前は正直、「なくても困らない」と思っていましたが、使ってみると情報伝達がよりスムーズになり、予想以上に業務効率が良くなったのを実感しています。
「ドクターズ・ファイル メディパシー」を看護師、事務スタッフも全員利用しており、職種ごとのグループチャットもつくって活用してもらっています。スタッフは皆デジタルネイティブ世代なので飲み込みが早く、操作に困っていることもないようです。当院は人数が少ないので直接話したほうが早いことも多いですが、院内の決め事や物品購入の相談など、私への提案がある際などにはチャットでコンタクトを取ってもらっていますね。非常勤のスタッフへの申し送りをする際にもメディパシーがあると便利なようです。掲示板に関しては、現在は勤務表の共有のために利用していますが、スタッフが増えたら、業務内容を掲示板上にマニュアル化して新人スタッフへ共有するなど、さらに便利に活用できるのではと考えています。また、週に1、2回しか来ないスタッフへの情報伝達が遅れる、非常勤のスタッフ同士のコミュニケーションが取りづらいといった問題が想定されますが、チャットや掲示板を活用することでお互いに良い繋がりを持ち続けられるのではと期待しています。