〔小児科/大阪府枚方市〕
雑誌『頼れるドクター』と「ドクターズ・ファイル(DF)」については、以前から知っていた。さまざまな媒体で多種多様な医院紹介記事を目にしてきたが、DFは単なる医院情報の掲載ではなく、医師の人となりや開業に至るまでの経緯、どんな思いで日々の診療を行っているかなども紹介されているため、大変興味深かった。DFの検索性の高さや雑誌の信頼性なども気に入っているため、案内をもらった際にもスムーズに依頼できた。
検索性の高いDFのおかげでクリニックの認知度が高まりました。
開業当初は地元での知名度も低く、「枚方市×小児科」で検索してもなかなか当院の名前が出ず、クリニック名で直接検索してもらわなければホームページを見てもらうこともできなかったのですが、「ドクターズ・ファイル(DF)」の高い検索性が当院の認知拡大に大いに役立ってくれたと思います。導入前は近隣の方々が当院の雰囲気を知るために受診したり、遠方の小児科に通っていた方が切り替えたりするケースが大半でした。導入後は当院の診療内容や私の専門である小児循環器の診療に期待して来院するケースが増え、近隣地域のみならず、隣県から通う患者さんも増えています。遠方からの保護者さんに「遠くからいらっしゃいましたね」と声をかけると、「DFで見ました」という方がとても多いんですね。ホームページのアクセス解析を見ても、DFの心臓検査の記事から入ってくる割合が高いんです。DFはクリニックの情報発信に加えて小児循環器の窓口にもなってくれていますし、起立性低血圧に悩む子どもが適切な医療につながるきっかけにもなっていると思います。
年々、「本屋へ足を運ぶ文化」が薄れてきていると感じています。コンビニでも立ち読みが難しくなっているため、若い世代にとっては、ますます書籍や雑誌を手に取りにくくなっているようですね。当院は小児科ですので、保護者さん世代がふれる広告媒体はインターネットが主流です。紙媒体は保護者さん世代への認知拡大手段にはなりにくいのですが、シニア層の中には昔ながらの紙媒体に安心感を覚える方がまだまだ大勢いらっしゃいます。ご自身の受診先を探す場合も紙媒体を多用しているようですので、当院でもお孫さんの体調を案じる祖父母世代へのアプローチ方法として雑誌『頼れるドクター』を活用しています。実際に病院やクリニック、薬局などの待合室に置いてあった雑誌をたまたま見つけて、当院を知ってくださった方も少なくありません。祖父母世代の皆さんが雑誌に目を通し、「うちの孫にはこの小児科が良いのではないか」と思ってくださればと考えています。その意味でも、インターネットに加えて紙媒体でも情報発信ができるのは大きな魅力ですね。