〔内科、消化器内科/東京都江戸川区〕
親子2代で、60年以上にわたって地域の健康を支えてきた同院。近年の課題は、「来院する患者さんに2代目院長の方針や考え方を知ってもらうこと」だったという。そこで情報発信ツールとして「ドクターズ・ファイル(DF)」を導入し、クリニック専用情報共有アプリ「ドクターズ・ファイル メディパシー」も併せて活用。タスク管理機能やファイル送受信機能などを駆使して、情報管理の利便性と機密性を高めている。
医院の「今とこれから」を、詳しく伝えることができました。
2018年に父である前院長から医院を継承し、新院長に就任しました。引き続き地域のかかりつけ医として幅広い診療を行う一方で、専門である消化器疾患の分野でもお役に立ちたいという思いがありました。そこで情報発信が大きな課題となっていました。折よく「ドクターズ・ファイル(DF)」や雑誌『頼れるドクター』の紹介を受け、丁寧な取材に好感を持ち、導入を決めました。
医院継承を機に院内の体制を見直し、得意とする内視鏡検査を本格的にスタート。DFや『頼れるドクター』では、特に内視鏡検査について別枠で特集を組んでもらったのですが、内視鏡検査を希望する患者さんが2倍近くに増えて驚きました。内視鏡検査で受診する患者さんの多くはインターネットで情報収集をしているようです。インターネットを通じた情報発信は重要ですが、医療メディアに医院の基本情報を載せるだけでは、医院と患者さんのミスマッチは避けられないだろうと感じました。DFや『頼れるドクター』の記事を通して、当院の方向性を理解して受診くださるとありがたいですね。
当院のスタッフは父の代から勤めるベテランが多く、温かく親身な対応で患者さんからも信頼されています。感染症の流行下でもこまやかに気を配ってくれたのですが、当時の業務連絡ツールはLINEだけでした。定番のメッセージアプリなので誰でも抵抗感なく使えるのですが、LINEのグループトークで患者さん情報のやり取りをするわけにはいかず、不便さを感じていました。また、退職したスタッフをグループメンバーから一方的に退会させるのも気が引けて、どうしたら良いかと悩んでいました。業務専用の連絡ツールの必要性を感じていたところ、「ドクターズ・ファイルメディパシー」を提案され、導入を決意しました。メディパシーはクリニック専門の連絡ツールですので、保険証などの患者さん情報を安全にやり取りできます。また、フルタイムではないシフト勤務のスタッフにも掲示板機能で緊急連絡や重要事項を伝えやすく、今では医院運営に欠かせないツールになっています。メンバーやタスクを管理やしやすい点も、大きなメリットですね。